きのこスキンはNAYUKI.DLLを利用し、スキン切り替えによるイベント反応が可能です。
構造はSAKURAにおけるSHIORIと同様で、SHIORIをそのまま流用することができます。
NAYUKI.DLL は原則として KINOKO.INI と同じフォルダに置きます。ただし、KINOKO.INI の NAYUKI= にて指定すると、場所を変更できます。
NAYUKI/1.0は廃止されました。NAYUKI/2.0仕様に従って下さい。
NAYUKI/2.0は、SAKURAで使われるSHIORI/2.2と全く同じ構造です。すべての構造をSHIORI/2.2と同様に実装してください。エクスポートする関数およびその動作については本家のドキュメントを参照してください。
GET VersionでSHIORI/2.xという文字列を返却する点も同じです（NAYUKI/2.xという文字列を返しても受け入れます）。このため、SAKURA用に配布されている汎用のSHIORIライブラリをそのままNAYUKI/2.0用に利用することができます。ファイル名をNAYUKI.DLLにして置くという点が異なります。
返却するスクリプトについてはスクリプトリファレンスを参照してください。
SAKURAとイベント名が同じ場合でも、パラメータの内容が異なる場合がありますので注意してください。
この一覧に載っていないイベントが送付される可能性もありますが、それについては暫定仕様のため将来廃止されたり変更される可能性があります。そのようなイベントへの反応は行わないでください。
スキンの初期化時（プログラム起動時およびスキン切り替え時）に通知されます。Ref0にきのこのウィンドウハンドルが格納されます。
Ref0はウィンドウハンドル（１０進文字列）、Ref1はスキンタイトル、Ref2はターゲットゴースト名称、Ref3はカテゴリ名称です。
きのこ終了時（プログラム終了時および他のスキンへの切り替え時）に通知されます。
Ref0はスキンタイトル、Ref1はターゲットゴースト名称、Ref2はカテゴリ名称です。
きのこへドラッグ＆ドロップでスキンをインストールした時に通知されます。
Ref0はスキンタイトル、Ref1はターゲットゴースト名称、Ref2はカテゴリ名称です。
きのこの上をマウスが通過しているときに通知されます。Ref0がマウスポインタのＸ座標、Ref1が同じくＹ座標で、ともにローカル座標（クライアント領域座標）で渡されます。
きのこのをクリックしたときに通知されます。Ref0がマウスポインタのＸ座標、Ref1が同じくＹ座標で、ともにローカル座標（クライアント領域座標）で渡されます。
きのこのをダブルクリックしたときに通知されます。Ref0がマウスポインタのＸ座標、Ref1が同じくＹ座標で、ともにローカル座標（クライアント領域座標）で渡されます。
きのこの上でマウスホイールを回転させたときに通知されます。Ref0がマウスポインタのＸ座標、Ref1が同じくＹ座標で、ともにローカル座標（クライアント領域座標）で渡されます。Ref2がホイールの回転量（正負が方向）となります。
OnNekodorifObjectEmerge / OnNekodorifObjectHit / OnNekodorifObjectDrop / OnNekodorifObjectVanish / OnNekodirifObjectDodgeは、きのこにどりふ落下物が衝突する場合に通知されます。
パラメータについてはSAKURAへの通知内容とひとつだけ（Ref3とRef4の扱い）異なりますので注意してください。
Ref0が落下物の名前、Ref1が落下物が主に対象としているゴーストの名前、Ref2が落下物のカテゴリ、Ref3が落下物のターゲットです。